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X自動投稿、6ヶ月・350本を超えて──次はブログ自動化へ

2025年9月末から約1ヶ月間、AIを使ったブログ記事の自動生成と自動投稿の試験運用を行いました。

当時はPythonをベースに、OpenAI APIとWordPress REST APIを連携させ、キーワード入力から記事生成、メタ情報付与、下書き投稿までを自動で行うフローを構築しました。

当時の生成モデルでは、2,000文字を超える長文になると文脈の一貫性維持が難しく、一方で300文字前後の短文は比較的安定して品質が出る状態でした。

「長文よりも短い発信単位の方がAI自動化との相性が良い」という判断のもと、次の舞台をX(旧Twitter)に移しました。
前回の記事はこちら

なお自動化の目的は、単なる効率化ではありません。再現可能な作業をAIに渡し、自分が深く向き合うべき対象に没頭できる時間を作ることです。

その前提は、ブログ自動化からX自動化へ移っても変わっていません。

X運用自動化の仕組み

作成したX運用の自動化の仕組みは、大きく2つの層に分かれています。

  • 生成・分析層:自分の発信テーマ・判断軸・投稿ルールを言語化したファイル群を入力に、Claudeが翌週14本の投稿案を一括生成します。さらにGPTが品質検証をかけ、問題のある投稿は改めてClaudeが自動修正します。
    以前はGPTとGeminiで行っていた生成→検証のフローを今度はClaudeとGPTに変えた形になります。
  • 実行・計測層:Windowsタスクスケジューラが朝と夜の投稿を自動実行し、その後に定期的なモニタリング用の処理が走って投稿に対する反応が記録されます。

私が自身で行っているのは、週1回、生成された投稿案に目を通して調整し、スケジュールに流す作業のみ。あとは1週間、自動で回ります。

現時点では投稿内容の最終確認だけは自分で行っています。この部分も含めて、仕組みとして整えていく予定です。

投稿の質を決めているもの

AIの性能だけで投稿の質が決まるわけではありません。

むしろ重要なのは、「何を重要と考えるか」「どこで違和感を持つか」「何を避けるか」といった判断軸の方だと感じています。

この判断軸を言語化して、AIに渡せる形で蓄積し続けています。判断軸が育つほど、生成される投稿は自分の発信に近づいていきます。

当初はChatGPTにてチャットで壁打ちしながらXの投稿案を作っていました。判断軸の蓄積が進み、生成モデルをClaudeに切り替えたところ、文章の質感が変わっていきました。短い文章という制約の中でも、言葉の選び方やリズムが自分の書き方に近くなったと感じています。

6ヶ月・350本超。仕組みが動いた

2025年11月11日から現在まで、朝夜各1本・週14本のペースで投稿を続けてきました。総投稿数は350本を超えました。

この数字自体に大きな意味があるとは思っていませんが、少なくとも「仕組みが止まらず回り続けた」ことは確認できました。小さく回る仕組みを作り、続けられる構造を選んだ結果です。

反応こそまだ大きくはありませんが、運用初期と比べると増えてきています。判断軸の蓄積と投稿内容の調整を重ねるなかで、少しずつ変化が出てきた手応えはあります。

投稿は自動、リプライは自分で

X運用の方針として、投稿の自動化とリプライの手動対応を明確に分けています。

発信は仕組みで回します。一方、フォロワーとの関係性は自分の目で相手の言葉を感じることでしか作れないと考えています。

よってリプライを通じた交流を積み重ねながら、発信を見てもらえる人を増やしていきます。

フォロワー数は目的ではなく、進捗を見るための指標として扱っています。

次はブログ自動化へ

X自動投稿の仕組みが安定しました。
判断軸の蓄積も形になってきました。

次のフェーズに移る準備が整ったと判断しており、次はブログの自動化に再挑戦します。

前回のブログの試験運用から変わったことが2つあります。

ひとつは生成モデルの進化です。当時と比べて、長文でも文脈の一貫性が保ちやすくなっています。

もうひとつは、判断軸の蓄積です。「何を」「どんなトーンで」「誰に向けて」が言語化されている分、AIへの指示の精度が上がっています。

この2つが揃った状態で臨む今回は、前回とは質が変わる可能性があると考えています。

前回は「AIに記事を書かせた」段階でした。今回は「判断軸を持ったAIに記事を書かせる」実験になると考えています。

ここで蓄積した実装や運用の知見は、ブログ自動化や今後のプロジェクトに再利用していきます。

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